お菊は男!? お菊男性説の根拠を紹介!!!
お菊とは、913話「鶴の恩返し」内で、お玉を助けるルフィとゾロが出会った美人で高身長なのが特徴の茶屋の看板娘です。一人称は〝拙者〟であり、自分のことを〝侍〟だと言っています。お玉を助けるときの戦闘や、大横綱の浦島の髷を切り落とした時の状況からみても、侍としての腕は確かなようです。
そんな「お菊」ですが、週刊連載時から男性説が流れています。私自身女性であって欲しいと思いながらも違和感を感じていました。今回、91巻をじっくり読んで、男性説を裏付けるような描写をいくつか見つけてしまったので紹介していこうと思います。
一人称が〝拙者〟
〝拙者〟というのは、男性(主に武士)が自らをへりくだって用いる言葉です。お菊は自分のことを〝拙者〟と言っているので、男性であることを隠していないようにも思えます。
ゾロの「とぼけるな 援護はしェぞ!!」発言
916話「ワノ国大相撲」内で、ゾロがお菊に対し「とぼけるな 援護はしェぞ!!」と言っています。これは単に「お前は弱くないんだから自分でどうにかしろ」という意味にも取れますが「男なんだから自分の身は自分で守れ」という意味にも取ることができます。
ゾロの「いや 何か隠してる」発言
またしてもゾロの発言ですが、919話「おでん城跡」内で、お菊に対し「いや 何か隠している」と言っています。これは単純に、男性であることを隠しているということではないでしょうか。
錦衛門の回想
920話「おでんが好き」内で、錦衛門がルフィたちにこれまでの経緯を語る場面。回想シーン内で、お菊は男性の侍の格好をしています。但しこれに関しては、よく見ると胸の膨らみのようなものがあるような気もするので根拠としては弱いかも知れません。
錦衛門の「いやいや サンジ殿 勘違いは困る」発言
921話「酒天丸」内で、錦衛門はサンジに対して「いやいや サンジ殿 勘違いは困る」と言っています。これは捉えようによっては、お菊が女性であることの根拠にもなりますが、そうでないと私は考えています。これは「私は同性愛者ではない」という意味での言葉だったのではないでしょうか。
また同話で、お菊は錦衛門の妻である「お鶴」と接触したが気づかれていないと発言しています。お菊の顔は20年前のままなのに気づかれないというのは、容姿が男性から女性に変わっているからではないでしょうか。
赤ざや9人男
ワノ国でキーマンになるであろう〝赤ざや9人男〟ですが、9人男というくらいなのでメンバーは全員男なのでしょう。この9人にお菊が含まれているのならば、それはもう逃がれようのない大きな根拠になります。
今後の展開
以上が91巻内にある〝お菊男性説〟の根拠になります。正直、女性であって欲しいです。しかしながら、1つ1つは弱くともこれだけ根拠があるので、男性である可能性が非常に高い気がしています。この考察が外れてくれると嬉しいですね。