975話「錦えもんの一計」裏切りが発覚したカン十郎!しかし錦えもんの作戦はさらに上をいっていた!?
捕まったしのぶ
前話で突然姿を消していたしのぶ。実は2匹の蛇に捕縛されていた。口も塞がれ「モモの助様ー!!モモの助様ー!!」と叫ぶも声が届くことはなかった。
カイドウ軍の煽り
赤鞘九人男を窮地から救ったルフィたちに向かって「たった3隻の小さい海賊船が侍たちを助けに来たからって何だっていうんだ!?」とバカにするカイドウ軍。「一度は全員このワノ国で捕まった〝小物〟たちだろう!?」この言葉にブチ切れるルフィたち。
個性が強い3船長
敵船が砲撃の用意をするもキレた3人の船長たちは止まらない。「部下が威張ってんじゃねェ!ナメやがって…全員下がってろ!」「バカ野郎!お前が下がれ!」「お前ら2人とも邪魔するな!」協調することなく、それぞれが臨戦態勢に入る。
「お前ら来るなよ!俺がやれば一撃だぞ!」「まるでおれたちが一撃じゃ倒せねェと聞こえるな」「トロいお前ら2人が敗者でいいだろうが…」「「敗者!?」」
それぞれの強ワザ
敵船に乗り込みそれぞれの必殺技を3人「磁気魔人(パンクロットン)」「弾む男(バウンドマン)」「ROOM(ルーム)」この一斉攻撃で敵の巨大船は大破。
敵船が火の海になってるのも気にせず、ギャーギャーとけんかを続ける3船長を見て「ヤベェぞあの船長たち!!!」とドン引きするカイドウ軍たち。
助っ人参上!
突如子分を連れて現れたのは「居眠り狂死郎」錦えもんたちは突然現れた見知らぬ人物に戸惑うが、そんなことは気にも留めず敵船を一刀両断し宣言する「我が狂死郎一家200人、あんたがたの討ち入りに助太刀させていただきたい!!」
さらに〝山の神事件〟のことを錦えもんに聞かせ自分が「傳ジロー」であることを明かした。錦えもんたちがワノ国に戻ってすぐに正体を明かしたかったが万が一を考え控えていたこと、牢屋敷から捕まっていた同志を連れてきたことを伝え参戦する。
錦えもんの作戦
参戦した傳ジローは錦えもんを突然褒め称える。「さすがは錦さん!あんたは頭の切れる男だ!」傳ジロー曰く、『刃武港』を表す判じ絵に康イエが線を書き足したことで集合場所は変更となったわけだが、内通者がいることに気づいていた錦えもんは咄嗟に違う解釈を皆に伝え本当の場所を隠していたとのこと。
絵に足された二本線が意味するのは「腹の絵を省くという意味」つまり「文字抜き」だった。「はぶみなと」の腹「ぶみなと」を抜かして読むのが正解で「はと」が集合場所となっていたのだ。
無傷の仲間たち
〝赤鞘九人男〟以外の仲間たちは『波止』に潜伏していたため、全員無事だったのだ。この作戦に見事ハマりカン十郎はオロチに『刃武港』を集合場所と伝えていた。
この事実を知り仰天するカン十郎。しかし、驚いている男がもう一人。錦えもんは内心で「そうか「ハト」って読むのか…」と驚いていた。
今後の展開
仲間たちは全員無事だと分かった今回。モモの助さえ助けてしまえば、万全の状態で〝討ち入り〟が決行されます。3船長、赤鞘、ヤクザ、同志、このメンツにどのようなメンバーが追加されていくのかとても楽しみです。