973話「光月家」ついに傳ジロー登場!?丑三つ小僧の正体も明らかに!!
止めを刺さないカイドウ
おでんの処刑後〝光月家〟の人間を根絶やしにするため、龍状態となって『おでん城』へ向かうカイドウ。到着してすぐその場を火の海にする。途中、父を想い涙するモモの助を見つけるも「こんな弱いのがおでんの息子とは…火に包まれる城と共に死ね」と、自ら手を下さずに飛び去って行った。
未来へ飛ぶ者たち
カイドウが去った後、何とか辿り着いた錦えもんたちを呼び寄せるトキ。これから未来へ飛ばすことを伝え、錦えもんたちを驚かせる。そしてトキは、モモの助、錦えもん、カン十郎、菊之丞、雷ぞう、を未来に送り息絶えた。
赤鞘の侍達が死んだという証拠が見つからず焦るオロチ。おでんの死だけでは安心できないオロチは、次第に自分が復習されるのではないかと恐れ始める。
消えた傳ジロー
未来へ飛んでいない傳ジローは、身を隠すために姿を変えることに。その姿ことが「居眠り狂死郎」だった。名前と姿を変え、子分を作り、自分を押し殺してオロチについていた。その甲斐あって傳ジローは未だオロチに正体がバレていない。
おれについてみるか?とオロチに問われた狂四郎は「兵士も女も冨も、欲しいものは全て授けましょう」と答える。しかし土下座をする狂四郎の顔は怒りに打ち震えていた。
丑三つ小僧の正体
傳ジローは狂四郎だけでなく「丑三つ小僧」として城の蔵から金を盗んでいた。「少しでもワノ国の貧しい人々が生活できれば、ワノ国が再び活気づくその日まで生き延びていてくれれば」傳ジローはそんな想いで、ほっかむりをかぶり金を盗んでは町にばら撒いていた。
日和は小紫に
その後 狂四郎は、河松と別れて都に紛れ込んだ日和を発見する。思わず自分の正体を明かした傳ジローだが、あまりに顔が変わりすぎていて信じてもらえない。それでも「真です。日和様」と嬉し涙を流す傳ジローを見て日和は信じることに。
そんな日和に傳ジローは「決戦のその日まで私の正体は仲間にも明かさないでください」と頼み、河松に代わり日和をかくまうことに。守りやすくするため「小紫」という新しい名前を与えた。
今後の展開
ついに明かされた「狂四郎」と「丑三つ小僧」の正体。どちらかが傳ジローだろうとは思っていましたが、まさか両方傳ジローだったとは。大柄な体型に、ゾロに引けを取らない強さ。これはかなり心強い味方になりそうです。
「麦わら海賊団」「ハートの海賊団」「赤鞘九人男」「ミンク族の精鋭」「各ヤクザの親分5名」現在判明している味方の強者はこれくらいでしょうか。〝ローを逃がした謎の人物〟も味方の可能性が高いですが、その人物はまだ分かっていません。
場合によっては「キッド」「ホーキンス」「ドレーク」も味方に付くかもしれません。「マルコ」が来てくれるのか。なども気になるところ。相手は四皇2人。これだけ揃っても善戦できるかすら正直危ういでしょう。互いにどのような戦力が集結し、どのような組み合わせで戦うのか非常に楽しみです。