950話「兵どもが夢」キッドとの同盟叶わず!?囚われのローは不敵に笑う…
チョッパーのよる治療開始
前回囚人たちの心を掴んだルフィだが、ウイルスに体を蝕まれ壁にもたれかかってしまう。一連の流れを見ていたチョッパーは大激怒「〝効かねェ〟なんて強がりやがって!なんで後先考えねェんだ!おれに謝れ!」
返す言葉もないルフィはただ謝り、チョッパーに助けてくれとお願いする。それを聞いてチョッパーもすぐに試験管を取り出し治療を開始「すぐに抗体を見つけてやるからな!」
同盟叶わず
治療中のルフィの下へやってきたキッドに対し「お前も一緒にやるか?」と声をかけるも「もう誰も信じねェ!」とキラーと共に仲間を探しに去ってしまう。アプーとホーキンスに裏切られたことを引きずっているようだ。
モモの助の声
一度はルフィに惹かれた囚人たちだが、ルフィたちが海賊であると分かった途端に不信感を抱き始める。〝赤鞘九人男〟についても、本当に過去から来たのか?と疑われる始末。
そんな状況を変えたのはモモの助だった。彼の登場により再びルフィや〝赤鞘九人男〟を信じ始める囚人たち。ヒョウじいは囚人たちに必要だったのが〝戦いのその先〟だという事に気づいた。囚人たちは〝光月家〟の血が絶えていないと分かった今、カイドウに勝てば平和なワノ国が再び訪れるであろうことを理解したのである。
モモの助も囚人たちも不安を感じていたが、囚人たちはモモの助とその裏から感じることができるおでんや家臣たちの想いから、モモの助はそんな囚人たちの重い想いを感じて、それぞれ不安に打ち勝っていく。
「み、みんな聞いて欲しい。あの日おでん城で何があったのか…、拙者たちが今まで何をしていたか…」「「「 はい!!!! 」」」
スナッチの意味
ゾロがモモの助に教えた、素振り時の掛け声「スナッチ」は、九里の方言で「名前と知恵を捨てる」という意味があると発覚した。
アシュラ童子参戦!
アシュラ童子は錦えもんたちにあるものを見せていた。それは〝赤鞘九人男〟の復活を信じ切れず、10年前にカイドウへ挑んだ者たちの墓だった。「本当に戻ってきたのだな」そこでアシュラ童子は決意する。8日後の〝火祭り〟の夜に再びカイドウと相まみえることを!
ゾロと日和の決意
忍者たちを何とか倒し、森の神社で休んでいたゾロと日和。ゾロは決戦までに〝秋水〟を取り戻すことを決意する。そのために日和に案内してもらい再び『追い剥ぎ橋』まで行くことに。
「トの康の仇は必ず討つ…」そうつぶやくゾロに日和も自らの決意を伝える。自身の手でオロチを殺したい と。そんな日和を見てゾロは何を思うのか。
捕らわれたロー
ホーキンスに捕らわれてしまったロー。「吐いてくれればすぐに終わる」とニヤリとしつつローの企てを聞き出そうとするホーキンスに対し、ローは不敵に笑い返すのだった。
今後の展開
多くの人物がそれぞれ決戦に向けて動いていますが、ここからさらに『ワノ国』を訪れる追加の参加者たちはいるのではないか思っています。公式ガイドブック『ビブルカード』を読み限り、かなりの大物たちがここから参戦してくるようですが、いつどのように参戦してくるのか見当もつきません。
ルフィが覇気を進化させようとしているように、ゾロも〝黒刀〟について成り立ちを知り、さらに強くなるのではないでしょうか。副船長でありながら〝覇王色〟を持っているレイリー。片目、体の傷、立場、とレイリーに近いゾロは『ワノ国編』で〝覇王色〟を使うのではないかと期待しています。