「白舞大名〝霜月康イエ〟」トの康との別れ。悲しみの中、笑い続ける理由とは!?
トの康の回想
『白舞』で生まれたトの康は本名を「康イエ」といい、ワノ国を守るために侍は鉄壁の軍隊でなければならないと常々言っていたようです。血気盛んな侍たちは康イエの言葉に賛同しており、多くの侍に尊敬されていたとのことです。
その場になぜか居合わせている「おでん」は「さすがワノ国最強の侍…」と他人事のように眺めています。「感心している場合か!!いつまでここに入り浸っているつもりだ!!!」と康イエに怒られるおでん。どうやらおでんは白を追い出されてしまったようです。
「光月スキヤキの後は自分ではなく康イエ将軍が継ぐべきだと皆が言っている」そう告げるおでんは海に出たいと考えているようです。
処刑場にて
回想から場面は処刑場に戻り、処刑場を警護しているのは「ドレーク」に「ホーキンス」です。他の〝飛六胞〟のメンバーもいるかも知れません。オロチの部下はワノ国の人々に対して、オロチに反逆するとこのようになるのだと説明しています。
自身のことを「丑三つ小僧」だと自首して捕まったトの康ですが、これは捕まって見せしめにされるための嘘だと述べています。「丑三つ小僧」は他にいるようです。
トの康のお詫び
磔にされているトの康は、詫びたい2つのことについて叫びました。1つ目はまず「光月家がまた蘇るのではないかと皆に思わせてしまったこと」2つ目が「光月家が蘇ると思わせてしまったばかりに多くの無実の人々が捕まってしまったこと」でした。
光月家がいなくなったことを受け入れることができなかったトの康は、もうすぐ光月家が返ってくるのだと噂を流したと話します。
オロチへの叫び
トの康のお詫びと共に処刑場にオロチが到着します。睨みつけてくるオロチを見つめるトの康は、ふいにオロチへ向かって叫びます。「ここで再びお前を悩ませている呪文を言ってやろう!お前のような小心者は、永遠におでん将軍に追いつくことなどできんのだ!!!」
処刑の執行
この言葉に激怒したオロチはトの康を銃で撃ち抜きました。これが引き金となりオロチの部下たちも続けて発砲します。捕まってから処刑執行までずっと笑い続けていたトの康。ついにその命が潰えます…。
目撃者たち
この処刑は多くの人が目撃していました。オロチ側の者たち、ワノ国の住民、アシュラ童子、イヌアラシ、錦えもん、ゾロ、日和、おトコ…。『えびす町』の住民とおトコはこんな状況でも笑っています。こんな状況で何笑ってるんだ!とゾロが止めさせようと動きますが、それを日和が遮ります。
日和曰く『えびす町』の人々は、カイドウとオロチが持ち込んだ〝SMILE〟の影響で表情を奪われているとのことでした。彼らはどんなに悲しくても、そんなに悔しくても、笑うことしかできないのだと…。
今後の展開
トの康は錦えもんの作戦を成功させるために自分を犠牲にしたのでしょうか。オロチ側に作戦がバレ、多くの味方が捕まってしまいました。この失敗を帳消しにすべく、自ら「丑三つ小僧」を名乗り、捕まったのかもしれませんね…。
〝SMILE〟の影響で表情を奪われているというのはよく分かりません。〝ゾオン系〟以外の〝SMILE〟が存在するのか、製造過程で悪影響が周りに出るのか、使用に伴う副作用があるのか、いったい何を指しているのでしょうか。
日和から『えびす町』の住民のことを聞いたゾロは激怒していそうですね。光月家の姫君である日和とゾロ。この2人はワノ国編の中核を担うペアなのかもしれません。